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売上の概況

前期(77期、令和5年5月期)におきましては、コロナ禍の尾を引く軟調な売上が継続し、また、世界各地で地政学リスクが顕在化し、事業活動に大いに影響を及ぼした為、非常に厳しい状況と相成りました。そんな状況下でも、数年前から計画していた移転プロジェクトがとうとう結実し、より高いレベルでの製品をお届けする体制を構築することが出来ました。(令和4年8月8日移転完了)ありがたいことに、既に多くのお客様から引き合いを頂戴し、新工場での試作が頻繁に行われるようになって参りました。花開くのはしばし先かと思いますが、旧工場ではお応え出来なかった仕事に、どんどん取り組むことが出来るようになり明るい兆しとなっています。工業物価の高騰で付加価値額が漸減していますが、新造設備での生産性の向上で徐々に取り返していけると考えております。前期には、旧工場の閉鎖に伴う諸手続き・廃止工事などを特別損失で計上し、純利益としてはマイナスとなりましたが、一期限りの事で、当期には正常化する見込みです。
引き続き厳しい経営環境が続きますが、明るい兆しも見えて来ておりますので、経営改革を継続し、需要家の皆様に安定して商品をお届けできる様、不断の努力を重ねて参ります。

売上と利益の推移 (単位:百万円)
売上高 経常利益 純利益
75期(令和3年5月期) 939 37 25
76期(令和4年5月期) 931 29 18
77期(令和5年5月期) 921 8 ▲5

財務の概況

移転プロジェクトに伴い表面上は固定負債が増大いたしましたが、いずれ行わなければならない移転の為にと、借方に多くの積立金がございます。時宜を見て、徐々に資金化を行い借入金の圧縮を行います。表面上を大きくなってしまっている償還年数を15年以内にすることを第一の目標に、ありとあらゆる経営改善を行い需要家様・仕入先様・金融機関様に安心してお取引いただける様、務めて参ります。引き続きのご指導よろしくお願いいたします。

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